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Evernoteの中で、これだけは失いたくないノートブックはありますか?

Webクリップや仕事で使用中のノートブックが無くなったら確かに痛いのですが、まぁ、なんとか諦めがつきます。

しかし、【06_思考】というノートブックにスタックされた一連のノートブックが消えてしまったら、相当な喪失感を感じるでしょう。

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ここには、日々の生活の中、取り留めもなく浮かんでは消える思考の流れ、ふとした瞬間に頭に浮かんだ、ほんの一言のフレーズが記録されています。

それだけであれば大した価値はないのですが、そのフレーズの一つ一つを、ゆっくり暖め育てると、卵からヒナが孵るように、色々なアイデアが産み出されるのです。
今回は、Evernoteを使い、頭に閃いた発想を大きく広げる方法について紹介したいと思います。

■インプット
仕事中や電車に乗っている時、また自宅でくつろいでいる時。頭の中にふっと浮かんだ言葉をそのまま流さず繋ぎとめるには、常に手元にメモを準備しておく必要があります。

一番素早く書き留められるのは、ロディアのような紙のメモだと思うのですが、私は、出来るだけデジタルで完結させたいので、iPhoneのアプリ、FastEverを使っています。

FastEverについては、もう説明の必要がないくらい定番のアプリですね。Evernoteに素早くメモを送るにはこのアプリが最も優れているでしょう。

Evernoteに送信する際は、ノートブックの選択は行わず、規定のノートブック(inbox01)に保存されます。余計な手間はかけず、即送信。

ほんの僅かな心の揺らぎを繋ぎ留める操作に手間を感じるようでは習慣として続かないですからね。

■発想を膨らませる
Evernoteに保存された小さな言葉を温める道具として使っているのはiPhoneアプリのAwsomenoteです。

このアプリはEvernoteとの同期速度がとにかく遅い(平均して5分前後。。。)のが唯一の難点なのですが、複数のノートブックと同期が取れること、細かい部分の操作性が優れていること、アプリ全体のデザインが美しいことから、Evernote編集用のメインアプリとなってます。

Awsomenoteでは、先ほどお見せしたノートブックに対応したフォルダーを作成しています。
FastEverから送られたノートは、最初に「アイデア」という名称のフォルダーに入ります。

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このアイデアフォルダーを開き、発想を拡げるのは、会社から自宅に戻るまでの移動時間。電車やバスの中です。
そこでは、適当に開いたノートに書かれているフレーズを眺め、それを書き留めた時の記憶を呼び起こします。
 
不思議なもので、たった一言のメモであっても、それを書き留めた時の状況、その前後に考えていた思考がスルスルと思い出されるのです。 
逆に、この一言がメモされていなければ、その時の思考は忘却の彼方に忘れ去られてしまい、二度と意識上に現れることは無かったでしょう。
 
そのフレーズを眺めながら、思いついた単語をどんどん入力していくと、その新しい単語から別の単語、イメージが浮かびます。いわゆる1人で行う連想ゲームです。
そのようにして、連想された単語、フレーズをどん入力していくと、最初に保存した一言から大きくかけ離れた発想に行きつく事もあります。

驚くのは「そのような発想、考えはこれまでに考えたことがない。今初めて自分の中に生じた」と感じるようなものさえ産まれることです。

こちらの記事でも書いたのですが、一つのアイデア、思考について発想を拡げると、これまで関連がなかったアイデア同士が結びつき、全く新しいアイデアが生まれます。

創造的なアイデアを妨げるもの、産み出すもの

この現象を意識的に起こす方法が、この1人ブレストの作業なのです。

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■アウトプット
一言のフレーズから膨らんだ言葉は、頭の中で繋がり一つのストーリーとなります。
その中で面白そうなもの、もう少し整理して人に伝えたいと感じるとものは「ネタ」という名前のノートブックに移されます。

あとは、そこからテーマを選び「執筆中」というノートブックの中で、下書きに移ります。その作業も、AwsomenoteとEvernoteのデスクトップクライアントを行ったり来たりしながら進め、ある程度まで書き上がったら「推敲中」のノートに移し、全体の構成を整えます。

ネタの内容、ボリュームにより、投稿先はこのブログになったり、日刊の方になります。
これまでの流れを整理すると、このようになります。

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現時点ではアイデアを収集し、発想を拡げる所までは、スムーズな仕組みが出来上がっています。

後は、アイデアのインプットのスピードに負けないくらい、アウトプットのスピードを上げれば良いのですが、なかなかそれが難しい。

その訓練のためにも、サボリ気味の日刊を頑張ろうかと考え中です。

※前置きとして言っておきますが、これは妄想です。

ライフログという言葉にするには、あまりにも当たり前なのでどうかと思いますが、家計簿を付けるのも日々の出費を記録するライフログの一つと言えるでしょう。
自分、また家庭の出費を記録し、それを振り返ることで無駄な出費を抑え、家計のバランスをとるのが目的です。

記録するためのツールとしては、昔は家計簿ノート、パソコンが一家に一台が当たり前になってからは、色々な有料・無料の家計簿アプリが出てきました。iPhoneなどモバイル用のアプリも沢山ありますね。

最近注目しているのは、OCNがサービスを提供しているOCN家計簿。ブラウザ上で使用するクラウド家計簿です。ここに銀行口座、各種クレジットカード、電子マネーのアカウントを登録しておくと、取引履歴が自動的にインポートされます。

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たとえばJR東日本のSuicaを登録しておくと、改札での自動チャージさえ自動的に記録されます。iPhone用のアプリ、Zaimとデータ連携しているのもGoodです。
自動化、本当に素晴らしい!!

しかし、この家計簿をつける作業、結構重荷になっている人が多いと思います。
毎日、または数日に一回レシートを整理をすれば良いのですが、財布がパンパンになるまで貯めこんでしまうと、家計簿ソフトに入力するのが非常に億劫になってしまいます。たぶんそれが辛くて家計簿をつけるのが続かない人も沢山いるでしょう。

例えば、コンビニで買い物をした時のレシート
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ここには、購入した品目が文字情報として記載されています。入力の際にはその内容を一つ一つ確認しながら、アプリに入力するわけですね。

面倒ですよね。本当に面倒です。

OCN家計簿ではオンライン取引の全てを自動で入力してくれるのに、日々の生活の中で出てくる雑多な買い物、その一番大変なところが人の手でしか入力できない。

レジのレシートを出力するまでは、POSシステムに連動した電子データを持っているのに、お客さんに渡されるときは、紙に印字された文字列になってしまいます。非常に残念でなりません。

このレシートの文字列をデータ化し、家計簿アプリに登録する方法として、QRコードの活用を考えました。

もしお手元の携帯電話、iPhoneにQRコード読取アプリが入っていたら、レシートの下に置かれたQRコードを撮影してみてください。

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上手く読取が出来たら、画面にこのようなデータが表示されると思います。

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この記事では、

飲料品 ポカリスエット 168円
アイス ガリガリ君梨 62円
合計 230円

という文字列を自分でQRコードに変換しました.

ここからは本当に妄想ですが、QRコード作成プログラムをレジのシステムに入れてもらい、レシートに印字されたQRコードを、読み取り機能付きの家計簿アプリで撮影します。そして読みこんだ情報を家計簿アプリに自動的に入力するという流れでが出来れば便利だと思いませんか?

サービスを提供する側に、専用アプリの開発も含めどれ位の設備投資が必要か不明ですが、もし同じ距離に、QRコードレシートサービスを提供しているコンビニと、そうでないコンビニがあったとしたら、サービスを提供している方に行くと思います。

先ほどサンプルとして挙げた、セブンイレブンのレシートにも、広告用のQRコードが印刷されていますが、一体どれだけの人の目に留まり、また読取りまでして貰えるのでしょうか。

もし、レシートを使ったマーケティングを行なうなら、ユーザーが自ら求めた行動のルート上(ここでは家計簿をつけるためQRコードで撮影した画面)に広告を載せたほうがより効果的でしょう。

電子マネーがもっと一般的になり、お財布携帯が当たり前になれば、こんな手間さえ必要なくなるかもしれません。

それは一年後でしょうか、それとも二年後でしょうか。

確実に来る未来を先取りし、ユーザー、お客さんを獲得するのはどこの企業か見守りたいと思います。

購入する度に増えていく家電製品の操作説明書。普段ほとんど目にすることはありませんが、機械に何かトラブルが起きると押入れの奥から引っ張り出すことになります。

このような操作説明書が入った箱に限らず、どこの家庭にも押入れの奥に入れられたまま放置されているダンボールがあるはずです。その中に何が入っているか把握していますか?
引越しの際、荷造りしたものをそのまま入れてたりすると、中に何が入っているか分からないブラックボックスになってしまいます。

今回は、そんなブラックボックスになりがちなダンボールの中身をEvernoteで管理し、QRコードを使って「見える化」する方法について紹介したいと思います。
まずは、自宅の天袋を覗いてみましょう。

最初に目についたのはプラスチック製のケースです。これは、最初に書いた電化製品の操作説明書がまとめて入ってます。

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半透明で中身が見えるので、需要としては低いのですが、手順説明のサンプルとして適切なので、この箱と中身を使って説明を進めたいと思います。

■写真を撮る
先ずは、中に入っている説明書全てを写撮影します。撮影するのにはiPhoneアプリのPosteverを使いました。理由としては、Posteverエンジンを使うことで、同一タイトルを付けたノートを自動でマージしてくれるからです。

今回は、写真のタイトルを全て「天袋:家電操作説明」にしました。
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撮影が終わったらEvernoteを確認してみましょう。データを同期させると、先程撮影した写真が「天袋:家電操作説明」という一枚のノートになっているのが確認出来ます。
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これでダンボールの中身をEvernoteで整理するという目的の大半が達成されました。
もし、何かのマニュアルを探したいときには、「天袋」「家電」「操作説明」などのキーワードで検索を行えば、Evernoteに保存されたこのノートが見つかるでしょう。その中にお目当ての写真があれば天袋を開け、この箱を開ければいいのです。

■ダンボールの中身を外から見える化する
これまでの説明は、Evernoteの検索機能を使い、必要とするものがどのダンボールに入っているかを探す方法です。では、逆にダンボールの外から、箱を開けずに中に何が入っているかを調べる方法について説明したいと思います。

まずは、先ほど作成した「天袋:家電操作説明」というノートのリンクを取得します。
ノートを右クリックすると共有メニューが表示されますので「クリップボードにノートのURLをコピー」を選択しノートのリンクを取得します。以下の記事に詳しい手順を書いていますので、分かりにくけれは参照してください。

QRコードを使ったEvernoteノートとの連携:実践編

ノートの共有URLをクリップボードにコピーしたら、QRコード作成サイトへ移動してコードを作ってみましょう。

右クリックでコピーしたURLを一番上の欄に貼り付け、OKを押すだけです。
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今回は、コードの中心部に文字を入れてみました。
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作成したQRコードをプリントアウトします。コードの部分だけを切り抜き、両面テープでプラスチックケースに貼り付けます。
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こんな感じで貼り付けました。
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このコードをQRコード読取アプリで撮影します。
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このように、QRコードを撮影する事で、Evernoteのノートにジャンプ出来ました。iPhoneの画面で、中に入っている操作説明書の一覧を確認出来ます。
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以上の手順で、ケースの外側からQRコードを撮影することにより、中に何が入っているか確認出来るようになりました。なにか新しいマニュアルを保管する際には、同じ様にカメラで撮影し、このノートの後ろに添付すれば常に最新版に出来ます。

今回の記事で例として使ったプラスチックケースや、簡単に出して開けられるダンボールは、このような手間をかけてまでEvernoteに保存する必要は無いかもしれません。

しかし、トランクルームに預けている荷物など、その場に行かないと中身が確認出来ないものや、ガムテープで封がしてあり、一つ一つ開けるのが大変なものなどについて、中身を撮影しEvernoteノートをQRコード化しておけば、何時でも簡単に、そして手間をかけずに中身を確認できるようになりますね。

私がEvernoteの可能性として期待しているのが、ノートブックのソーシャル化です。これに関してはこれまでに幾つか関連する記事を書いています。

EvernoteHelloはエバーノートのソーシャル化を加速させるか?
Evernoteの共有ノートブックを使った情報共有の試み

つい先日のアップデートで、このソーシャル化を意識した機能が追加されましたので、簡単に紹介したいと思います。

アップデートで追加されたのは、公式ブログでもアナウンスされていましたが、ノートブックの共有メンバーに対するリマインド機能です。
元記事:共有ノートブックに関するメールリマインダー機能追加

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これまでも、共有メンバーへのメール送信機能はありましたが、いちいちメーラーを立ち上げてまで、、という気持ちが勝り一度も使うことはありませんでした。
今回のバージョンアップで追加されたリマインド機能は、その心理的障壁を少しだけ下げてくれるでしょう。

もうすこし開発が進み、Evernoteのソーシャル化がすすめば、Facebookのアクティビティー欄のような機能がクライアントの右サイドバーに追加されるかもしれません。

共有メンバーが追加・加筆する履歴を横目に眺めながら、気になったノートを開いて自分自身も編集する。

完全にソーシャル化したノートブックは、ほんの一行で始まったノートが様々な視点で読まれ、新しい言葉を積み重ねながらその体積を増していくでしょう。

自分の補助脳と人の補助脳が融合する過程で新しい発想が産み出されていく。そんな可能性について妄想してみるのはとても面白いですね。

■頭に浮かんだイメージ
仕事中や道を歩いている時、自宅でお風呂に入っている時や布団に入っている時、アイデアや断片的な思考がぱっと閃く事があると思います。

この写真は会社で仕事をしている際、ふと頭の中に浮かんだイメージを、忘れないよう目の前の紙に書きなぐったものです。

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このイメージの大元はこちらの記事です。ギリギリまで「まとめに入らない」能力

仕事では常に成果が求められそれに対する評価がなされます。良い仕事をしたかどうかの評価は、アウトプットしたもの質と併せ、それを生み出すために要した時間が判断基準とされます。

当然ですね。完璧で美しいプレゼン資料の作成に1日かけた人と、言いたいこと的確に伝えることを主目的とし、細かなレイアウトや体裁を省き2時間で作成した人とでは後者の方が「仕事が出来る」と評価されるでしょう。

仕事の出来る人は、様々なフレームワークを駆使し、色々な視点から問題・課題を見つめ、それを解決するために最も効果的な一本の道筋を見つけるのが上手なのだと思います。

仕事が始まった瞬間に落とし所を定め、それに向かって一直線に進むやり方はけっして間違っていません。限られた時間の中、次々と襲いかかってくるタスクを処理し、アウトプットを出し続けていくには必須のプロセスです。

■何が創造的なアイデアを妨げるか

しかし、成果に対する評価に創造性という判断基準が入ると、このプロセスは途端に力を無くしてしまうように思えます。この方法で生み出される成果は、既存の成果の枠を超えることはなく、過去に生み出されたアイデアの焼き直しになってしまうからです。

仕事を進める上で浮かんでくる沢山の思考、解決すべき問題・課題が下の図の小さな○だとすると、最も大切な部分を的確に囲うことが、効率的な仕事のやり方です。

その仕事に対する経験が浅いと、囲いの範囲が小さくなり大切な事項を取りこぼしてしまいます。的はずれな人はその囲いの範囲が中心からズレているような人なのでしょう。

【的を絞って問題を解決する】
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【視野が狭いと大切な部分を取り残す】
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【フォーカスが的外れだと成果も的外れ】
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先程も述べましたが、効率的なアウトプットを主目的にすると、一つ一つの仕事を終わらせるスピードは早くなりますが、創造的な発想が失われてしまいます

その原因は、一度は思考の表面に浮かんだアイデアが、アウトプットの落とし所を最初に定めた事による囲によって除外される事で、スタートの時点で捨て去られてしまうからです。

【落とし所を最初から定めると枠外のアイデアが捨てられる】
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■創造的なアイデアが産まれる時

それでは、どのような時に創造的なアイデアが産まれるのでしょうか。私の体験では、目の前にあるアイデアと、他のアイデアが繋がり、融合した時、これまでには無かったような斬新的なアイデアが産まれるように思います。

これは、与えられたツールを規定の方法で使っている時には、そのツールが目的とする当たり前の結果しか出ませんが、使い方を工夫し、別のツールと組み合わせることで、思ってもみないような結果を出せるのと同じです。

そのツールとツールを繋ぎ合わせるためのアイデアこそ、枠にとらわれずに発散した思考の粒。私の描いた落書きの○と○からはみ出た小さな○なのです。

この枠に囚われない思考が、複数のアイデア同士を繋ぐことで、より大きな円を描く時、始めて既存の枠組みを超えたイノベーティブなアイデアが産まれるのです。

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思考をサポートする方法・ツールとして、ブレインストーミング、KJ法、マインドマップなど色々ありますが、それを実行する際には、自分自身の思考の中に見えない枠が出来ていないか確認する必要があります。

既存の枠に囚われたまま思考を広げるのは、ハガキほどの大きさの紙にマインドマップを書いているのと同じです。

自分自身がその枠に囚われていなだろうか。。
客観的に自分自身を見ることは難しいですが、常に自問自答したいと思うものです。

仕事を進める上で、どうしても避けられないのが作業の分担です。大きな案件になると、作業量は到底一人でこなせる量では無くなります。また、設計の分野が道路、橋梁、河川等と専門外の分野に広がると、作業量だけではなく技術的なサポートも必要となります。

そのような場合は、各作業項目毎に担当部署、担当者を振り分け、定期的に進捗状況の確認や設計内容のすり合わせを行います。作業の振り分け先が、自分の部署、また社内の別の部署であれば、打ち合わせは簡単です。テーブルに図面を広げ、面と向かって行えますからね。でも、その相手が別の支社や社外の協力会社になると結構大変です。

今みたいにパソコン環境、ネットの環境が整っていなかった頃は、図面の一部をFAXで送り、それをお互い見ながら電話で話していました。最近では図面をPDFで送信し、パソコンの画面で見ながらか、またはプリントアウトされた図面を見ながら電話で話す。というのが普通です。

ここで問題になってくるのが、面と向かって話をしていないので、相手に説明をしたい図面の箇所が何処であるかの共通認識を持つところから始めなければならない所です。
資料が大量にある場合は、そのページ数から始まり、お互いがそのページに行きついたら、その図面の何処を見て欲しいかを「口頭で」説明する必要があります。

簡単な場合は問題ないのですが、細かい内容になってくると、自分が見て欲しい所を相手に伝えるだけで一苦労の場合もあります。ひどい場合には見ている図面自体が違ったりと。。。

そのような困ったケースを避けるために使っているのがCrossLoopというフリーソフトです。
このソフトは、自分のデスクトップ画面を相手のデスクトップに表示させる事が出来ます。その逆ももちろん可能です。

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予め、お互いのPCにインストールする必要がありますが、その準備さえ出来れば、簡単なバスワード入力だけで、お互いが同時に同じものを見るという、社内で行うようなFace to Faceの環境を作ることが出来るのです。

共有の方法は、お互いソフトを立ち上げ、画面を見せたい方「共有側」に表示されている12文字のアクセスコードを「閲覧側」の入力欄に入れてもらうだけです。

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画面を見せてもらう方は、Skypeのメッセージなどを使い、送ってもらったアクセスコードを入力します。

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各自が操作するマウスのカーソルを同時に表示させられるので、自分が見て欲しい所を指し示すことも可能ですし、場合によっては相手のPCをリモートコントロールすることも可能です。
こちらの記事にも書きましたが、このソフトを使うようになって、協力会社の方をわざわざ呼んで打合せをするような場面が一切なくなりました。

打合せに使用するツールとしては、スカイプも併用します。
お互いが常にオンライン状態なので、何か確認したいことがあればチャットで質問します。
少し難しい話になると「ちょっと通話しましょうか?」という話になり、それで足りなければクロスループで画面を共有しながら話をします。

一緒に作業をしている人が隣に座っていれば感じなくて良い苦労も、その人との距離が離れれば離れるほど大きくなります。その苦労は同じやりかた、同じ道具を使っている限りなくなる事はありません。

それが当たり前と思ってしまえばそれまです。もし日常的に感じている困っていること、不便なことがあれば、その気持ちをスルーさせず、一度それはなにか?と問いかけてみましょう。
もしかすると、いま抱えている不具合を解決できる良いアイデア、ツールが見つかるかもしれません。

しかし、このツール探しには、気を付けなければならない事があります。ネット上には便利なツールを紹介するブログ、便利なネタを紹介するTweetが沢山ありますが、人から紹介されたすぐに使えるツールはすぐに使えなくなります。

日毎から感じていた不具合を解決したいという気持ち。その空白を埋めることが出来るツールこそ今を変え、自分のマインドセットを変えるものになります。もしかすると、そのツールは最新のITツールではなく、手帳やメモなど使い古されたアナログツールかもしれません。
何を使うかではなく、何かを改善したい。その気持ちが最高のツールとなるのです。

ライフハックとは、違いをもたらす違いを自分の中から見出すプロセスだと思っています。ツールの使い方に躍らされるのではなく、自分が何を改善したいのかを常に自問したいと思います。

追記:
とは言っても好きなモノは好き。新しいものが出たらすぐに飛びつくのがライフハッカー的な生き方ですよね(笑)

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子供の頃に読んだ科学雑誌。そこに載っていたリニアモーターカーの特集に心を踊らせていたのは、もう30年も前の事です。超伝導の磁力により浮上する車体が、時速500キロを超えるスピード疾走する姿は正に夢の乗り物でした。

まだかまだかと待ち続けるなか、中国や韓国では商用利用が始まり「あぁ日本では本当に夢の乗り物だったんだなぁ」と半分諦めていた所で、JR東海が具体的な整備計画を発表しました。それも、もう数年前のニュースです。※1

その後、長野を通る通らないでルート選定に揉めていたようですが、これも片付きました。東京~名古屋間で工事の着工が行われることが決まり、2027年度には営業運転開始が予定されています。

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実現すれば面白いとは思うのですが、新幹線で充分に行ける場所へ、たかが数十分の移動時間を縮めるためにリニアモーターカーを使うような場面が、これから先の時代にあるのか?と疑問を感じるのです。

たとえば帰省ラッシュのお盆や正月、またGWのような大型連休を除いた平日の新幹線の利用目的を調べると、約40%が仕事目的での利用です。

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新幹線に関する調査。九州新幹線を「利用したい!」は83%

この仕事での新幹線利用は、ひとが荷物を運ぶというものではなく、会議などの打合せや交渉などが主な目的でしょう。

いわば、その移動する人自身が情報伝達の媒体となっているわけです。しかし、これからさらに発達する情報化社会、人が情報伝達の媒体となるために移動を強いられる場面はどんどん少なくなって行くと思うのです。

具体的な例を挙げて説明します。
コミュニケーションは、Face to Faceが基本。これは今後も変わらないでしょう。同じテーブルを囲むことにより伝わる情報伝達量は、電話やメールでのそれとは比べ物になりません。
しかし、ツールの活用次第ではそのハードルを限りなく低くすることが可能となります。

私が設計の仕事を外部委託している会社とのミーティング。Skypeを使った電話会議ですが、そこで使っているのはCrossLoopというサービスです。何かと言うと、お互いのデスクトップ画面を共有し、自分が見ている画面を相手に見せる事が出来るサービスです。お互いのマウスのカーソルを同時に動かすこともできますので、自分が相手に見て欲しい場所を指し示すことも可能です。

crossloop

電話だけだと、そこでつまずいてしまいます。「そうそう、二枚目の図面の左上に○○って表示されてますよね、その上にある数字が計算書と違うのですが。。」というやりとりをするのは不毛であり、お互い苦痛でしかありません。
このCrossLoopを使う事によって、これまでの電話会議で当たり前だったそのひと手間を省けるのです。

これは実際に使ってみないとその効果が実感出来ないのですが、自分と相手との心理的距離感をほぼゼロにしてくれます。相手の顔を直接見ることは出来ませんが、Face to Faceの感覚に近い環境を作れます。

実際、これを使うことで、協力会社の方に来社して貰うことが一切無くなりました。
この具体的な体験と成果のため、会議などの打合せに、わざわざ人が移動する事の必要性に疑問が湧いたのです。

もちろん、1対1ではない場合にはハードルが高くなると思います。しかし、これから10年の技術の進歩はそのハードルさえ超えて行くでしょう。もしかすると、技術的には既に確立されており、あとはそれを使うユーザーの意識の問題だけなのかもしれません。

もし、そのような時代。人が情報伝達の手段で移動する必要性が限りなく少なくなる時代が現実になったとしたら、リニアモーターのような高速鉄道の位置づけはどうなるのでしょう。
旅行としては、その大部分、7割以上がトンネルになるリニアモーターカーは、利用者にまた乗りたいと思うような感動を与えるのは難しいでしょう。

4兆円以上の投資をして、ほんの少しの移動時間を削る事にどれだけの意味があるのか。スペックの数字を上げることを優先させ、ユーザーの体験を無視してきた日本企業の悪い癖をここでも見ているようです。

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Life is beautiful: もし日本のメーカーが iPhone を発売していたら..

このような視点でリニアモーターの計画を再考すると、これから早く運ぶ必要があるのは人ではなく、物理的な荷物でしょう。

例えば、計画されているリニアモーターの路線を完全に物流専用に変更にするのはどうでしょう。
人を乗せる必要がなければ、設計上の安全率も低くでき、工事費の低減も可能です。通常の列車と比べ、走行音も小さいので、ある程度スピードを落とせば夜間の運行も可能でしょう。そうすれは余剰となっている夜間電力の有効活用にもなり、比較的安価な物流が可能となるかもしれません。

九州から北海道を結ぶ日本の動脈として24時間、時速500キロで運行するベルトコンベアのような物流の幹線。
朝、北海道で収穫された農作物がその日のうちに九州に届く。またその逆が可能となり、南北四千キロの距離がぐっと近くなる。もし数十年後にでも実現すれば、日本の産業構造と都市構造が大きく変わると思うのです。夢のような物語ですが実現したら面白いと思いませんか。

まずは、会社に行かずとも仕事が回る仕組みを作りたいと思います。

※1 日本でも愛知万博の際に建設された路線が、愛知高速交通東部丘陵線として商用利用(路線延長8.9km 最高速度100km)されています。

これまではQRコードを使ってEvernoteノートと物とのデータ連携について考えてみました。今回は私が常用しているタスク管理アプリ、Nozbeとのデータ連携で何が出来るか考えてみたいと思います。

Nozbeに限らず、GTDを基本としたタスク管理アプリにはコンテキストという概念が取り入れられています。このコンテキストというのは、無数にあるタスクリストの中から、今出来る事、ここで出来る事を絞り込むためのフィルターと言えます。

単純なものでは「自宅」「会社」など、ざっくりとした場所や「5分で出来る事」「10分で出来る事」など時間によるもの、また「体調が悪い」「ヤル気が起きない」など、自分の気分や体調などによるものが挙げられます。そのフィルターで今この瞬間に実行出来るタスクを絞り込むのですね。

人が生活する中で処理すべきタスクリストは、時間や場所などの条件により数や形が変わるため、明確なリストを用意しておかないと、その度にやるべき事、必要な物を思い出さなければなりません。これを自分の記憶のみで行おうとするのは無理がありますし、抜けの原因にもなります。

ここでQRコードに戻ります。朝会社に出かける時、忘れ物はないかと持ち物チェックをします。とくに問題がなければ財布、定期、携帯電話、鍵など細々したものを集めてカバンやポケットに入れます。通常はそれで問題ないのですが、たまにバタバタしていたり、いつもと違うことが起きると、その忘れ物チェックがすっぽり抜けてしまい思いがけない忘れ物をしてしまいます。

今回その忘れ物防止として考えたのが、NozbeのTodoリストの中に持ち物チェックというリストを作り、そのリストをQRコードに変換する事で、玄関という特定の場所(コンテキスト)のタスクリストを簡単に呼び出す方法です。

実際に作ったリストはこのようなものです。ちなみにこのリストはNozbeの外部公開機能を使っています。
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このURLを例のごとくQRコードに変換しシールにします。
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そして玄関のドアに張り付けておきます。
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このシールをコードリーダーで撮影すれば、タスク管理アプリを立ち上げることなく持ち物リストを確認出来るという流れです。
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通常であれば

→タスク管理アプリを立ち上げ
→コンテキストリストを表示
→玄関 のリストを表示

という最低でも3タップが必要です。また、コンテキストの数が増えると、その特定のコンテキストを探すだけで手間取ってしまうでしょう。その手間を省くことで目的のリストにたどり着けることは、QRコードがトリガーとなり、人の外部記憶を直接刺激したようにも感じます。

ここまで書いていてなんですが、このシールを実際にコードリーダーで撮影することはないでしょう。実際に面倒ですし、そんなことをしなくても持ち物リストは簡単に思い出せるからです。大切なのは、玄関という特定の場所で確認すべきリストを思い出すためのトリガーが在れば良いのです。

今回は簡単なリストでしたが、色々な場所や物に関連するコンテキストを予め作っておき、そのコンテキストのQRコードを貼っておけば、いちいちタスク管理アプリを立ち上げなくても、さっと撮影して簡単に今出来ること、ここで出来ること、それで出来ることを呼び出せます。

Remember the Milkではジオタグを使い、予め指定した場所に到着するとタスクリストがポップアップするような機能があります。広域の場所指定にはこのようなジオタグを、そして室内や特定の物に関連付けられたタスクリストはQRコードを使ったタスクリストの呼び出し機能などがあると面白いかもしれませんね。

iPhoneのディスプレイをかざすことで、そこにある目に見えない情報を可視化させる電脳コイルのような世界が着実に近づいているような気がします。

追記:電脳コイル3話まで見ました。最近ずっと妄想していた拡張現実、物と情報の関連付けの世界はまさにこれですね。

QRコードを使ったデータ連携は確かに便利で可能性を感じますが、もう少し使い勝手が向上しないと活用方法の良いアイデアが産まれても、そのまま放置されてしまうでしょう。何かいい方法はないかと考えていたら、使えそうな製品を思い出しました。

関連記事:
QRコードを使ったEvernoteノートとの連携:実践編
QRコードを使ってEvernoteと物との間で情報を関連付ける方法
iPhoneアプリとQRコードを組合わせたデジタルサイネージについて考えてみた

これは仕事で提出する報告書に貼り付けるインデックスシールをインクジェットプリンターで印刷するもので、はがきサイズの専用用紙を購入し、データ入力用のソフトをダウンロードして使います。アプリ(案)としては、入力する文字の代わりにEvernoteノートのURLを記入すると、それがQRコードに自動変換され、ワンクリックで印刷出来る状態にしてくれると言うものです。

インデックス印刷用の紙はコクヨの製品ですね。ScreenClip(46)

記入したい文字を入力すると、インデックスの大きさに合わせて位置合わせが行われます。
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こんな感じで印刷されます。これはあくまでもインデックス印刷のアプリですが、この文字列の代わりにURLを入れると、ミシン目の入った専用紙にQRコードが印刷されるという流れです。一度入力しておけば再利用も出来ますし、もし可能ならEvernoteのデータを読み込んで、チェックマークを付けるだけでコードを作成出来るようになれば、もっと簡単に使えそうな気がします。ScreenClip(48)

先日購入したモレスキンにそのアイデアを書いてみました(笑)Image(34)

前回の記事ではQRコードを使いEvernoteのノートと物とのデータ連携方法について紹介しました。
QRコードを使ってEvernoteと物との間で情報を関連付ける方法

今回は先日購入したBlueToothキーボードのマニュアルをEvernoteに保存し、そのデータをQRコードに変換してデータ連携を行う具体的な実験をしてみたいと思います。
スキャニングしてPDFにするのはこのマニュアル。こうした説明書は捨てても良いのですが、いざという時に無いと困るんですよね。
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先ずはEvernoteの共有機能からノートブックのURLを取得します。ScreenClip(43)

QRコード作成サイトにアクセスし、取得したノートのURLを貼り付け、コードを作成します。
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作成したコードをダウンロードしてプリントアウト。裏面に両面テープを張ってコードの部分を切り取ります。
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それではQRコードをキーボードの裏に張ってみましょう。Image(29)

QRコードを読み取りアプリで撮影すると、はい、マニュアルが保存されているEvernoteノートにアクセス出来ました。
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クリックすると開くことが出来ますね。
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拡大すればしっかり読めます。
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iPhoneでは画面が小さく使い勝手がイマイチですが、iPad2であれば、閲覧する際のストレスがなく、より現実的な使い方が出来るかもしれませんね。