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GTDを仕事とプライベートに活用するLifehackブログ

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前回のエントリーで、私が行っているタスクの分類分け方法6種類について簡単に紹介しました。

ここでも改めて書いておきますが、以下1~6の分類です。

1 アクション
2 通常作業
3 手配
4 作業見極め
5 作業保留
6 処理中

今回のエントリーでは、inboxに入れたタスクをどのようなルールで割り振るかについて紹介したいと思います。

※この分類方法は、私独自の我流です。仕事の内容によってはそぐわない点もあると思いますが、分類方法にはこれと言った決まりは無いので、自分がやりやすい方法を見つけると良いと思います。

1 アクション:
この項目に入るタスクは、すぐに終わらせる事の出来る(概ね5~30分以内)仕事のリストです。
基本的にはあまり考える必要がなく、すぐに行動(アクション)に移すことの出来るものを分類します。

2 通常作業:
inboxに入ったタスクは、まず最初にこの分類に入ります。 inboxに入れる段階で、タスクを細かく分解し、上記「アクション」の分離に入れる事が出来れば良いのですが、最初からすべての仕事を細かく分割して登録することは出来ないでしょう。
最初にリストアップした時点での記載内容は、ざっくりとした、やや漠然とした内容になっていると思います。

一度この分類に入れたタスクを眺めながら(レビュー)、出来る限りそのタスクを小さく分解し、アクションレベルのタスクに落とし込みます。
すべて分解が出来た時点で、そのタスクは「通常作業」から消え「アクション」へ移動します。

3 手配
この分類に入るタスクは、洗い出したリストの中で、チームメンバー、協力会社に作業をお願いするものです。
自分が担当するタスクは時間配分や優先順位を自分でコントロール出来ますが、社外に依頼するタスクは相手の都合により無理が言えない場合が多く、作業の進捗がこちらの希望通りにならないことが大半です。

平行して進める仕事にはそれぞれ関連がありますので、外注作業の部分がボトルネックになって作業が遅れると、それに関連する作業が全てが遅れてしまう。
そのような状況を回避するため、外にお願いする仕事の段取り、手配に関するタスクは最優先で処理するようにしています。

4 作業見極め

ここに分類される仕事は、内容が複雑かつ難易度が高いもの、または作業の全容を把握できないタスクです。
これまでの経験では、締め切り間際にそのような作業に着手した場合、いざ手を動かしてみると想像以上に時間がかかることが判明したり、全体の作業方針を覆すような問題が発覚することが多く、ギリギリになってとんでもない突貫作業が発生することが多々ありました。
自分で内容を把握出来ていない仕事を後回しにしているのですから、そこからどんな問題が出てくるかなんて、蓋をあけて見ないと分からないのは当然ですよね。

重要な事は、そのような問題は出来るだけ早い段階で把握する必要があると言うことです。締め切りギリギリになって出てくる問題・課題は突貫作業や、作業の手戻りにつながる大問題となりますが、最初から把握が出来ていれば仕事を進める上での検討項目の一つにすぎなくなるのです。
そのようなリスクを回避するため、私はこの「作業見極め」という項目を作りました。

作業の全体像が見えない仕事については、この項目へ分類し、今日中という厳しい締め切りは設けないのもの、比較的優先順位を高く設定し、少しだけでもその作業に対して時間を割くようにしています。
少しでも手を動かすことで、隠れていた問題が明らかになったり、やらなければならない段取などのタスクが見えてくるものです。 ある程度見極めが出来たら、タスクを分解し、適切な作業項目に分類します。

5 作業保留
この項目に分類されるタスクは、作業を進める上で必要な資料が手元になく手を付けられない状態、また協力会社に依頼した作業の結果が上がって来ないと自分の作業が出来ないなど、全体の作業は終わってないが現時点では手を付けることの出来ないものです。
最初のステップで、タスクリストの中から「やらなくて良いこと」を抽出し、そのタスクを忘れてしまいましょうと書きましたが、そのようなタスクもまたこの分類の中に入れておくことになります。

6 処理中
この項目には自分自身の作業完了後、クライアントに内容の確認をして貰っているもの。
またチームメンバー、協力会社への作業手配が終わり自分以外の所で作業が進んでいるタスクを分類します。
これも具体的な作業は自分の手を離れているので、とりあえず忘れるようにしています。
ただ、定期的なタスクレビューを行う中で、進捗確認だけは忘れずに行う必要がありますね。 以上、我流ではありますが、inboxに入れたタスクの分類法でした。

気になっている事、やるべきタスクの洗い出しを行った後に行うのは、それらタスクリストの分類です。

これまでに出版されている仕事本などではタスクリストを重要度によって分類するよう書かれているものが多いと思います。

例えば

1 重要かつ緊急
2 重要だが緊急でない
3 重要ではないが緊急
4 重要でも緊急でもない

この分類分けは良く見かけますし、そのように書かれている本の中では、重要度の高いものから取りかかるように書かれていると思います。

最初は私もこの分類にタスクリストを落とし込んで仕事をしていたのですが、正直言ってなかなか上手く行きませんでした。

その作業が重要だと分かっているのにも関わらず、なかなか気が重くて手を付けられないのです。

その後、分類分けについて試行錯誤を行った結果、その原因に気がつきました。
このような重要度でタスクを分類すると、そのタスクが重要であるほどそこに書かれている内容が漠然としてしまい、最初の一歩を踏み出すための心理的抵抗を大きく感じるからでした。

大きな山を目の前にして、その大きさばかりに気を取られ、登り始めるための一歩を踏み出すことが出来ない。 そんな感じだったと思います。

今現在もタスクリストの分類については試行錯誤を繰り返しているところですが、現時点では以下の6つのカテゴリーに分類することで割と上手くようになりました。

タスク分類(現時点での分類方法)

1 アクション
2 通常作業
3 手配
4 作業見極め
5 作業保留
6 処理中

次回のエントリーでは、各分類項目にどのような意味付けをしているか説明したいと思います。

私がGTDのツールとして使っているOutlooK2007でタスクリストを洗い出す方法(気になる事をInboxに入れる方法)について説明したいと思います。

まずはOutlookを立ち上げ、タスクの入力画面を表示させましょう。 左サイドバーにOutlookで使用できるツール(メール、カレンダー、連絡先、メモ等)一覧が表示されていると思いますが、そのそれぞれの画面において右サイドバーにタスク一覧が表示されるようメニューの設定を行います。

 

操作: メニュー → ToDoバー → 仕事リスト

Outlook01

 

れで画面の右端にタスクリストを追加する画面が表示されるようになります。 outlook02

 

タスク入力欄が表示出来たら、仕事、プライベートで気になっている事、やるべき事をタスクとして追加していきます。 出来るだけ時間をかけ、頭のなかが空っぽになるまで細かくタスクの洗い出しをやってみましょう。 最初は何を記入していけば良いか迷うと思いますが、タスクを追加していく中で、関連したタスクが連鎖的に浮かんでいと思いますので、まずは手を動かしてみることです。

タスクの洗い出しを行う際一つ注意する点は、その内容は漠然とした内容ではなく、出来るだけ具体的に、次に起こす行動を書くことですね。

 

悪い例:
→会議資料作成
良い例:
→議題確認
→日程調整
→資料収集
→資料作成

悪い例:
→資格取得
良い例:
→参考書を購入する
→申込書を取り寄せる
→学習スケジュールを立てる

悪い例:
→海外旅行に行く
良い例:
→パンフレットを集める
→旅行代理店に行く
→住民票を取りに行く(パスポート取得準備)
→パスポート申請
→旅行に必要なものをリストアップする

「会議資料作成」「資格取得」「海外旅行に行く」は最終的に完了させたいタスクかもしれませんが、そこに行き着くまでには色々な準備が必要です。

タスクリストに書く内容が漠然としていると、それに対して最初に何をするべきかが曖昧になり、作業の取りかかりが遅くなる原因にもなります。

現時点で分かりうる範囲でタスクを分解し、行動レベルまで落とし込むことが上手く行くこつだと思います。

 

次のエントリーでは、洗い出したタスクの分類方法について説明したいと思います。

前回のエントリーで、仕事中にゾーンに入るために必要なこと、そしてその為にはゾーンに入るための集中力を阻害するノイズを出来るだけ遠ざける必要があると説明しました。
そのノイズの種類ですが

・電話
・メール
・ふと思いついた他のタスク

他にも沢山あると思いますが、代表的な物でこのようなものが挙げられるのではないでしょうか。
それでは、それぞれのノイズについて私がどのような対処を取っているか、項目毎に説明したいと思います。 

・電話
こちらの都合など一切考えずに掛かってくる電話ほど、私たちの作業を妨げるものはないですよね。
その電話によって作業が一時中断するだけならまだしも、その電話の用件によって発生するタスクが重要であればなおさら今進めているタスクへの集中力は無くなってしまいます。

このような電話による集中力の寸断を回避するには、その電話の内容を一時的に忘れる必要があります。
私は、電話が終わった時点で、その電話の内容を新たなタスク扱い、すぐにメモするようにしています。
まぁ、これは当たり前のことですが、大切なのはその新しいタスクにすぐに取りかかるのではなく一度脇に置いておくことです。

GTDの最初のステップとして、タスクをすべて書き出した後、その中からすぐに出来るタスクを抽出すると説明しましたが、この脇に置いたタスクの評価(すぐに取りかかるべきか? もう少し後でも良いか?)は、最低でも現在着手中の「すぐ出来るタスク」が終わった後、 そのタスクが完了した段階で既存のタスクと比較し、着手するタイミングを決めていくとよいでしょう。

→電話で発生したタスクは一度脇に置いておく

 

・メール
電話と同じように作業を中断させるノイズとしてメールが挙げられます。
メール着信のポップアップがPCの画面に表示されると、大抵の人はそのメールを開き、そのまま返信やそのメールの内容についての処理をしてしまうと思います。
例えばこちらのエントリーでは、人が仕事中にメールを開くと元の仕事に戻るのに平均64秒かかるという調査結果が紹介されています。

このようなメールによる作業の中断、集中力の寸断を避ける最も有効な対処方法は、新着メールのチェック間隔を30分、または一時間程度に設定し、メールを処理する時間も予め決めておくことです。

これは、新着メッセージの表示回数を減らす事でジャマーの発生回数を減らし、かつメール処理の時間を仕事のスケジュールに組み込む事でそれ自体を一つのタスクにまとめるということです。

そのメール処理によって発生した新たなタスクについても、電話で発生したタスクと同じように、その都度処理するのではなく、一度タスクリストのInboxに放り込み、処理するタイミングは現在進めているタスクが終わってから判断するようにします。

→メールの新着確認間隔を出来る限り長く設定し、メール処理の時間を予め決めておく。

→電話と同じようにメールで発生したタスクへすぐに取りかからない

 

・ふと思いついた他のタスク
メールや電話と違い、こちらの都合を無視して割り込んで来る事はないのですが、作業中にふと思いつくタスクというのも、現在進めているタスクへの集中力を阻害するノイズの一つです。

なにか作業をやりながら「あれ?そう言えば会議の資料を印刷しなきゃ!」なんてタスクを思い出し、慌ててその作業に取りかかるなんて事はないですか?
このような突発的に思いついたタスクについても電話やメールを同じように、一度タスクリストのInboxに放り込み、今の作業が終わった後に取りかかるようにします。

ふと思いついたタスクは、それを忘れたくないがためにすぐに取りかかりがちですが、一度タスクリストのInboxに入れてしまえば問題ありませんからね。

→電話やメールと同じように、先ずは発生したタスクをInboxに放り込んで一時忘れましょう。

今回のエントリーで、集中力を阻害する代表的なノイズに対する対処法を紹介しましたが、共通して言えるのは、突発的に発生したタスクに飛びつかないことです。
それが、簡単に終わる一本の返信メール、電話だとしてもですね。

あくまでも一般論で、本当に重要かつ緊急な場合は仕方無いですが、それ以外については出来るだけ一度Inboxに入れるようにしましょう。 次回は、そのInbox(私の場合はOutlookをInboxとしています)にタスクリストを作る具体的な方法について説明したいと思います。

スポーツ選手などの集中力が極限まで高まり、自分の持っている実力を100%発揮出来るような精神状態を「ゾーンに入る」と言います。
ゴルファーがパットを打つ際、すぐ近くを通り過ぎる電車の音が一切聞こえなくなるとか、まさにこの境地なのでしょう。

私も学生時代アーチェリーをやっていた時期があったのですが、ゾーンに入った状態になると周りに沢山の競技者が居るにもかかわらず、自分一人が世界から隔絶されているような感覚になり、50m先に置いてある的が通常より大きく見える。
そして何度矢を放っても外れる気がしない。そんな精神状態になったものです。

スポーツの世界ではよく聞くこの精神状態ですが、仕事の上でもこれに近い状態に入る事が出来ます。
私の場合は本当にたまにですが、ゾーンに入ることが出来ると次から次へとタスクを片付けることが出来、一日でこなす仕事量は通常の二倍以上にもなることもあります。
その際「毎日これ位頑張れたら良いのに。。。」なんて思うのですが、なかなか難しいです(笑)

それでもGTDをベースとした仕事術をやり始めてから、その頻度は確実に上がっていると思います。
ここではそのゾーンに入るために心がけている幾つかの項目について紹介したいと思います。 

・ひとつの事に集中する

ゾーンに入るための集中力を維持するためには、一つのタスクのみに意識を持つ事が重要です。
前に書いたような、慢性的な繁忙感を感じている人は、常に頭のなかで色々なタスクで一杯になっていると思います。
そのような状態ではその頭の中のゴミタスクがゾーンに入るための集中力を阻害してしまいます。
一つのタスクに集中するためにも、今考える必要のないタスクを頭の中から追い出すというプロセスが大事になってくるのですね。

→今やらなくてよいタスクを明確にしましょう

・制限時間を設ける
ゾーンに入るための精神状態として適度な緊張状態も必要です。
一つのタスクに時間の締切がないと、ついダラダラとしてしまうのが人の弱い所です。
これは自分も大いに反省すべき点なのですが、このようなダラダラした精神状態だと到底ゾーンに入ることは出来ません。
周りから押し付けられた締切がなく、自分の裁量でタイムスケジュールを組める時には、積極的に締切を設け、そのタイムリミット内にタスクを完了させるとういう意識が必要ですね。

→タスク完了のタイムリミットを設けましょう

・タスク密度を高める
集中力を維持する為に必要なものとして、タスクの密度が考えられます。
これは、なにか一つのタスクが完了した時点で「さて、次は何をやろうか?」と考えているようでは、その瞬間集中力が途切れ、折角出来ていた仕事の流れが途切れてしまいます。
ゾーンに入った精神状態を途切れさせないためには、目の前に常に着手出来るタスク一覧を持っておく事が必要です。
また、このタスク一覧ですが、漠然とした内容ではなく、最初のステップで抽出した「今すぐに出来る事」のレベルでないといけません。

→タスクは出来るだけ細かく分解し、すぐに出来るタスクを沢山持っておきましょう

・集中の邪魔になるものを取り除く
あるタスクの進行中に、電話やメールが入り作業が中断する。これが集中して仕事をする事を妨げる一番の原因ではないでしょうか。
その他にもついついネットのニュースやRSSに溜まった記事を読んでしまったり、iPhoneをいじってしまったりと、私たちが集中して仕事をするのを妨げるものは沢山ありますよね。
こちらの都合などお構いなしに掛かってくる電話は別として、その他のノイズを出来るだけ遠ざけることが出来ればゾーンに入った状態を持続させることができると思います。

→作業を中断させるノイズは出来るだけ遠ざける、又はそのための時間を設ける

このノイズについての対処方法については又別のエントリーで説明したいと思います

GDTをベースとした仕事の進め方で得られるメリットは、作業の効率化だけではありません。

私が感じる一番のメリットは、今やる必要のないタスクを一時的に忘れる事で、現在自分が推めている仕事に集中出来る事です。

もし膨大なタスクを明確にしないまま作業を続けると、あるタスクを進めながらも他のプロジェクトのタスクを思いだして気を揉んだり、そのタスクについつい手を出してしまい、結局どちらの仕事も中途半端になってしまうでしょう。

GTDの最初のステップでタスクの抽出を行い、今着手する必要のないタスクを除外することで、そのような状況を回避する。

そしてその結果として頭の中が仕事で一杯になっている慢性的な繁忙感から解放されるのがGDTの本当の効果だと思います。

昨日のエントリーで書いた、頭の中にある作業リスト(タスクリスト)をすべて書き出すことで頭の中をスッキリさせ、ナレッジワーカー(頭脳労働者)の生産性を向上させるという仕事のやり方は、アメリカのデビット・アレン(David Allen)が『仕事を成し遂げる技術 ―ストレスなく生産性を発揮する方法(2002年)』の中で紹介しているものです。

その書籍のなかで、著者は3時間かけて仕事・プライベートに関わらず、自分の気になっていることをすべて書き出しなさいと言っています。
想像してみてください、机の前に3時間座り仕事、プライベートの分け隔て無く、自分の中で気になっていることをすべて書き出すとどれくらいの量になるでしょうか?
プロジェクトを進めるための書類作成、チームメンバーへの連絡、雑多な事務作業、自宅のゴミ捨て、請求書の処理、田舎の親への電話など、膨大なリストが出来上がるはずです。

GDTの考えでは、このリストを作った後、まずタスクリストの分類分けをするように言っています。
まず、一つ目としてはこのリストの中から「やる必要のないタスク」を抽出します。
この「やる必要のない」の意味合は、この先ずっとやらない事と、すくなくとも今すぐにはやる必要のない事ですね。

削除したタスクについてはやらないと決めたのですから、すっかり忘れてしまって結構です。(やるべき時がくればそのリストを見れば良いのですから。) この作業が終わった時点でタスクリストの2割程度が無くなるのではないでしょうか。

これが意味することは仕事、プライベート併せて気になる事が2割無くなってしまったということです。
今日やる必要の無いタスクを頭の中からも消し去った後は次の作業に入ります。 それはリストのなかから時間をかけずに今すぐ出来るタスクを抽出することです。
すぐ出来るというレベルですが、書籍の中では2分以内で終わることと書かれていますが、私のような設計に従事している会社員にとって2分で出来ることはそんなに多くないので私は30分以内に出来ることを「すぐに出来ること」のタスクとして考えています。

例えば

・進捗確認のための電話をかける
・メーカーや協力会社に作業願いのメールを書く
・メールに添付されているファイルを印刷し目を通す
・報告書の目次について考える
・ちょっと気になっている計算書の数字を電卓で確認する
・チームミーティングの時間設定をする
・図面や資料をプリントアウトし郵送の準備をする

このような感じで、今すぐに出来るタスクリストを徹底的に洗い出し、朝机に座った瞬間、電話をかける、メールを書く、資料を印刷すると言った感じで作業を始め、終わったタスクについてはリストから削除していきます。

このようにして作業を始めると、お昼位までには「すぐに出来ること」のリストが半分ほどは終わっていると思います。
どうでしょう、これで3時間かけてリストアップしたタスクリストの5割位は無くなったのではないでしょうか。
残った半分のタスクリストについてはボリューム大きく簡単には終わらない物ばかりだと思いますので、それを確実にこなしていく手順についてはまた明日説明したいと思います。

仕事上でのストレスにはいろいろな種類があると思います。

・理不尽な上司
・なかなか思い通りに動いてくれない部下のマネジメント
・その他面倒な人間関係
・クレーマー化したお客さんへの対応
・労働時間や内容に見合わない低賃金
・自分の能力以上の仕事を担当するプレッシャー
・膨大な作業量とそれに伴う長時間労働

の他にも色々あるかとは思いますが、これから私が紹介する仕事のやり方で改善できるのは一番下の項目、膨大な作業量を確実にこなし、一日の仕事密度を高めることで深夜にまで及ぶような長時間労働を少しでも短くすることで、家に帰って寝るだけのような生活を送っている方に少しでも自分の時間を作ってあげることです。

それ以外のストレスについては主にコミュニケーションに由来するものが多いと思うので、実際に悩みを持ちストレスを感じている方は、その方面の書籍などを読み、解決の努力をしてください。。。(笑)

その膨大な作業に関するストレスですが、私がまだGTDをベースとした仕事の進め方を知らなかった頃、朝の通勤電車の中では今日一日にやらなければならない仕事のリストが頭の中をぐるぐる回り、考えれば考えるほど不安とプレッシャーが膨らみ、気持ちが押しつぶされそうになりながら会社に向かっていたものです。

何か一つの仕事について考えると、その段取りの為に必要となる作業、その段取りに必要な資料確認、関係各所への連絡事項、メーカーへの見積もり依頼、以前送ったメールの内容確認。。。

やるべき作業のリストが頭の中で連想ゲーム的に次々と浮かび上がり、さらにはその連想が平行して進めている別のプロジェクトまで広がってしまう。

そしてそれらの作業を終わらせるのに必要な時間を見積もると、帰りは深夜になることが分かり、朝からどっと疲れる。 そんな毎日だったのを覚えています。

それでは、私が通勤電車の中で感じていたようなストレスを解消するために何が必要だったのか?

答えはあまりにも簡単すぎて拍子抜けですが、このような頭の中のモヤモヤをスッキリさせる方法はただ一つ、そのモヤモヤの原因となっている仕事のリスト、やるべきタスク一覧をすべて書き出し、書き出した後はサッパリと忘れることだったのです。

朝出社してPCの電源を入れ、メールのチェックをし「さて今日は何から始めようか」とのんびり出来るような仕事環境なら簡単な手帳へのメモ書き、モニターに貼る付箋で十分かもしれませんが、本当に仕事に追われ追われて何から手を付ければ良いか分からない。。かつての自分の様に、半分パニック状態に陥っているような方はタスクリストを徹底的に書き出す必要があると思います。

人の脳は全ての事を覚えておく事は出来ません。どんなに重要なことであっても時間と共に記憶は失われていくものです。
それゆえ、忘れてはならないタスクを一つでも頭の中に置いておくと非常にストレスに感じるのですね。
それが、沢山あるとどうでしょう?

すべてのタスクを書き出すことが出来れば、そのリストを自分の頭の中で覚えておく必要は一切なくなる。
これが通勤電車のなかでのストレスを無くす一番の処方箋だったのです。

このやり方を始めて分かったことは、敵(仕事)が見えなければ見えないほどストレスを感じるということ。
自分のやることがすべてリスト化され明確化されれば、後はそれをどうやってこなして行くかという前向きな発想へ転換されるということですね。

まる一年執筆が止まっているのが、この自己流GTDマニュアルです(笑)
以前は会社への通勤時間が1時間ほどあり、運良く座れた時にWillcom03とBlueToothのワイヤレスキーボードですこしずつ書きためていたのです。

しかしガジェット好きの性格により携帯をiPhoneに変更し、また会社の近くに越したため電車に乗る時間が全くなくなってしまったことで、筆が完全に止まってしまってました。
現時点で§10まで書き終わっていたみたいですが、やはり一年も温めておくと情報は古くなってしまうのですね。。。
その当時では結構目新しかったことも、今では当たり前になっている。そんな項目が多々あるみたいです。

しかしながら、GTDを使った仕事術に関しては、自分自身でも効果を実感していますし、具体的なアプリケーションの使い方、各アプリケーションを関連付けを行った応用方法など、まだコモディティ化していないテクニックもあるようですので、頑張って最後まで書き上げたいと思います。

最近、KindleiPadがメジャーになり、電子書籍が新しいメディアになりつつある今日この頃ですので、機会があればpdfにして公開してみようかと思います。

§1 ストレスについて
1:自分の話
2:業界の話
3:問題が見えてくるとストレスはなくなる
4:何をストレスと感じるか

§2 GTDとういう仕事術
1:GTDとは
2:参考図書紹介

§3 GTDは仕事の効率化を図るだけのものではない
1:目の前の仕事に集中する

§4 具体的なプロセス
1:準備するもの
2:タスクリストの洗い出し
3:タスクリストの分類
4:完了したタスクリストを消す快感
5:タスクリストの定期的な見直し

§5 GTDとカレンダーを組み合わせる
1:Outlookのカレンダー機能について
2:タスクをカレンダーに放り込む
3:仕事に制限時間を設ける
4:今何をやっているか?何をやっていないか?
5:気の重い仕事を無理やり割り込ませる

§6 思いついたアイデア(タスク)を逃さない
1:アイデアを思いつくのはこういう時
2:スマートフォンでタスクの管理

§7 PCとモバイルを同期させる
1:スマートフォンはActiveSincで同期させる
2:タスクは連鎖的に思い浮かぶ
3:BlueToothを使ってワイヤレス接続

§8 PCとGoogleカレンダーを同期させる
1:外出先でのスケジュール確認
2:Outlookとグーグルカレンダーを同期させる
3:Googleカレンダーでスケジュールを公開するメリット
4:カレンダーを重ねて表示する方法

§9 カレンダーを使ってタスクの分配
1:タスクの移動方法
2:カレンダーを使ったタスクの受け渡し

§10 率化を図るためのTips
1:デュアルディスプレイ
2:Googleドキュメントを使った作業手配
3:Crossroopを使って効率よく電話打ち合わせをする
4:Dropboxを使って外注先とデータ共有
5:iGoogleを使ってブラウザを自分だけの情報ポータルサイトにする
6:EverNoteを自分の補助脳にする
7:ペンタブレットとダブルマウス
8:Atokの単語登録で素早くメールを書く
9:Outlookのアドレス帳はこうすると便利
10:Willcom03の名刺リーダーを使ってみる
11:気になったサイトは後で読む

§11 仕事のスピードを上げるには?
1:作業スピードを上げる
2:決断までの時間を短くする
3:作業は直列から並列、そしてまた直列へ
4:打ち合わせの結果をイメージする
5:後はやる気

§12 大問題は小さな火種から
1:気になっている事はないか?
2:問題はチームメンバーと共有しよう
3:取り返しがつかなくなる前に
4:気持ちを切り替えて粛々と対処

§13 GTDをやり遂げる精神論
1:暇な人には必要ないテクニック?
2:問題を問題として認識する
3:新しいことにチャレンジする勇気
4:とにかく一ヶ月続けてみる
5:自分に合わせたスタイルを確立する
6:一緒に頑張れる仲間を見つけよう

§14 ライフワークバランスを考える
1:何のための効率化か?
2:生み出した時間を何に使うか?

§15 終わりに